QiYi XMD Tornado V3はX-Man Designブランドの3x3x3キューブです。
バネの強さ(5段階)と距離(5段階)の調整、エッジピースの磁力調整(5段階)が可能
サイズ: 約55.5×55.5×55.5mm
Standard版: ピース間磁石 (重量約69g)
Flagship版: ピース間磁石 + コアマグネット (重量約72g)
Pioneer版: ピース間磁石 + コアマグネット + マグレブ (重量約81g)
QiYi XMD Tornado V3 ステッカーレス Flagship Tornado3 磁石搭載 磁石内蔵 X-Man Design QiYi 3x3x3
回転が滑らかで音も静か、コーナーカットも十分にあり、最高のキューブだと思います。買う前まではCH Tornado V2がメインキューブでしたが、これを買ったら即メインになりました。僕は届いた後に一度分解してウェットティッシュで拭いて組み立てて、設置面と足にsilk、traxxas30kを足に入れ、DNM-37を1滴設置面に入れました。すると、回転がちょうど良い具合に軽く、滑らかになり、とても回しやすくなりました。センターの設定は2-2、磁力は弱い方から2番目にしています。Pioneerも購入したのですが、少し軽すぎて回りすぎてしまう感じがありました。Flagshipの方が万人受けするタイプだと思います。先代のTornadoV2は音が静かなことで有名でしたが、このキューブはその静かさも受け継ぎつつ、とても回しやすくなっています。V2よりは音が大きい気がしますが、他のキューブと比べると静かです。シャコシャコと小さな音がなるのもまた気持ち良いです。是非購入してみてください!
とにかく速くて安定していて、びっくりするほど高価でもなく、トップキューバーたちも使っているようですね。先代は静音性能がきわめて高かったのですが、V3はそれなりに音はします(うるさくはありません)。初期ロットの問題だったのか、海外では、マグネットが取れるなどの報告がちらほらありました。私の個体もコーナー内のマグネットがはずれて音がしたので、プラスチックをばらして接着し直しました。しかし、最近は製造も安定してきたのか、そういった報告は見なくなりました。PioneerとStandardも試しましたが、個人的には、このFlagshipが、バランスが絶妙でお勧めです。
入門用キューブを卒業して本格的なキューブを購入したいと思い、ネット等のレビューを参考にしながら選んだ結果、このキューブに辿り着いた。初めて触ったときから最高の回し心地だったが、しばらく使い込むと角が取れたように手に馴染み、より素晴らしいキューブとなる。現在メインキューブとして使っている。
回し心地はちょっと重め。GANCUBEのような軽いキューブを使っている人には重すぎると感じられるかもしれないが、これは単純に好みと慣れの問題。コアマグのアシストはそれほど強くないものの、U面やD面を指で弾いて回した際にスッと90度回転で収まる具合が絶妙であり、弾く強さのバラツキをキューブ側がかなり吸収してくれる。さらにコーナーカッティングが良好なので、多少荒っぽい回し方でも引っ掛かりなく回るようにキューブ側が吸収してくれる。このキューブが広く支持されるのは、このような抜群の安定感が理由なのではないかと思っている。
回転音に関してはかなり小さな部類に入る。V2より少し大きい…とはここのレビューを含め各所で言われているが、それでも他社製のキューブと比べると相当静音性が高いと言える。
設定変更作業はとてもやりやすい。センターのキャップは簡単に爪で外すことができ、手で回すだけで設定変更できる。2種類あるテンション設定を左回しと右回しで行えるのは非常に手軽であり、また数字も印字されており(プラスチックの凹凸で刻印された数字と比べて格段に)見やすい。コーナーマグネットの調整はドライバーが必要で、また24か所の操作が必要になるのは少し煩雑だが、それでもネジを回すように調整できるため、慣れればそれほど苦に感じない。設定変更による変化幅も必要十分に設定されており、狭すぎず広すぎずといった感じでフィーリングを調整できて良い。ちなみに私はテンション (センター外側の設定) が最も弱い1、軸の距離 (センター内側の設定) が中間の3、コーナーマグネットが中間の3という設定に落ち着いた。
壊れやすいという噂をよく聞くが、半年以上使った感じではそのような印象を全く受けない。初期ロットが壊れやすかったためにサイレント修正を施したという噂もネットで目にしたが、もしそうだとすれば自分が持っているものは修正後の製品なのだろう。また同様に回しているうちにコーナーマグネットの設定が勝手に変わってしまうということも経験したことがない。
気になる点を敢えて挙げるとすれば、もとの回転が重いためにM列の回転に少し力を要することだろう。M列を含むPLLだけを集中して練習すると指が疲れる程度には若干力を入れないと回せず、そのためいまいち速く回すことができない。他のキューブを使っても同程度の速度でしか回せないので、回転の重さのせいにするのは若干無理があるかもしれないが、それでもほんの僅か気になる点である。Pioneerの方が回転が軽いようなのでそちらを試すべきなのだろうが、V4の登場とともに品切れになってしまい、2025年の今となっては試すことができない。
なお、このキューブを購入した後、MoYuやGANCUBEの上位機種を試したが、自分との相性という点ではこのTornado V3が最も合っていると改めて感じた。トップキューバ―も使っているということが納得の、最高のキューブだと思っている。
めちゃくちゃ静かなキューブです。潤滑剤を入れるとさらに小さい音になります。オススメです。
個人的に80グラム以上のキューブは重く感じるのでこのFlagship版を選択しました。
Tornado V2と同じ設定で10日間ほど回してみて気付いた点は、
・大きさが若干大きくなっている。V2のやや小さい感じはなくなりました。
・同じ設定でも回し心地が異なる。V2はスムーズな感じでV3は少しカシャカシャする感じ。これは回し込みの違いもあるのかも知れません。
・コーナーカット(U’R’)はさほど変わらず(もともと広め)。狭かったリバースコーナーカット(UR’)は改善されて広めになったと思います。
万人受けするとても良いキューブだと思いますが、ある程度Tornado V2に満足している人がこのキューブに買い替える価値があるかと言われると微妙かも知れません(マイナーアップデートという感じかも)。